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「いつ、誰が、何を」をわかりやすく 風水害の事前防災行動を支援する技術者たち
災害リスクに対し、時系列で誰が何をすればいいのかをまとめたタイムラインをデジタル化、システム化したソリューションが「ピンポイント・タイムライン®」です。これを開発した技術者たちに話を聞きました。
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「10年後も成長する工場」とは?エンジニアたちの発想の原点を探る
デジタルツイン技術を応用し、バーチャル空間に工場を建設。稼働シミュレーションによってイニシャルコストやランニングコスト、生産能力を見える化するだけでなく、稼働後の工場のアップデートにも威力を発揮します。どのような経緯でこの取り組みが生まれたのか、開発に携わった3人のエンジニアに話を聞きました。
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カーボンネガティブを実現する次世代コンクリートを生み出した技術者たち
建物や構造物を作るコンクリートにバイオマスを炭化した「バイオ炭」を混ぜ合わせて炭素を貯留する「バイオ炭コンクリート」。この将来性に満ちた環境配慮型コンクリートを開発した技術者に話を聞きました。
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耐震、免震、制振に続く、第4の構造システム具現化への挑戦
このほど、建物自身の重さで揺れを抑えるという、実に画期的なコンセプトをベースとしたユニークで先進的な制振構造システムが超高層ビルに採用されることになりました。その実現に挑んだ技術者たちに話を聞きます。
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高速道路リニューアルに欠かせない床版更新工事を革新した技術者たち
今回は、高速道路の橋梁部リニューアルの際、床版の撤去に絶大な威力を発揮する新たな工法とその開発者にスポットを当ててお届けします。
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「設計者自身が数秒以内に放射線遮蔽計算」を叶える研究者
放射線治療施設は放射線の漏洩を防ぐために遮蔽計算が必要です。この計算の効率化を実現した医療放射線施設遮蔽設計アプリ「SC-HoRS®(エスシーホルス)」を発表していますが、今回はこのアプリを開発した研究者についてのお話です。
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建物の音環境をもっと良くしたい 音響評価の見える化を追求したエンジニア
当社技術研究所には、音楽ホールや劇場、講堂など、音響性能が重視されるような建物や施設を作るために組織され活躍する音響の専門部隊があります。このほど、その部署が画期的なデジタルツールを開発しました。
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視覚障がい者に移動の自由を 粘り強く奮闘を続ける技術者たち
視覚障がいのある方を先導して、行きたいところへ連れて行ってくれるロボットナビゲーションシステム「AIスーツケース」。利用者はスーツケースのハンドルを持っていれば、AIスーツケース自体が自走し、道案内をしてくれます。行動の自由をもたらす、そんなデバイスの開発に奮闘する若き技術者に話を聞いてみました。
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エンジニアたちはアプリのようにアップデート可能なビルを創る
建物にOS(オペレーティングソフトウェア)をインストールし、長期的に使う建物の機能やサービスを常にアップデートさせていく発想で建物OS「DX-Core」を開発したエンジニアたちに話を聞きました。
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建物の構造の概念を一新する可能性に挑む3次元曲面ガラススクリーン構法
近年、デコラティブなデザイン、異素材の組み合わせ、特にガラスを多用するなど、前衛的・挑戦的なデザインのファサードを備えた建物が増えています。このほど発表された3次元曲面ガラススクリーン構法は複雑な形状の曲面ガラスが中空に浮いているように見せることができる画期的な構法です。この開発プロジェクトに携わったエンジニアたちに話を聞きました。
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火に強い木造建築への挑戦
持続可能な社会を構築するための取り組みのひとつに、建築分野における木の利活用があります。この分野の技術に大きな貢献を果たしているもののひとつに、木の最大の弱点である耐火性能を向上させた新しい木質耐火部材の開発があります。清水建設もこのニーズに対応し、スリム耐火ウッドという製品を送り出しています。今回はこの開発に携わった3人の技術者に話をお聞きしました。
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心が通うICT活用を目指して 新東名高速道路川西工事
清水建設にはICT施工の新しい技術開発やその利活用に取り組んでいる専門部署があります。NEXCO中日本より“ICT-Full活用工事”に指定されている新東名高速道路川西工事でも、縁の下で重要な役割を担っていました。今回はそんな技術者に話をお聞きしました。
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液状化災害ゼロにチャレンジする 地盤と液状化のスペシャリストたち
大きな地震が起きると、地下水位が高い砂地盤では液状化が発生します。清水建設にはこの液状化に挑み、対策ソリューションを開発してきた歴史があります。今回はそれらの技術開発に携わる3名の研究者に話を聞きました。
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3つの眼で、見て測って検査する画期的な配筋検査ソリューション
鉄筋コンクリートで構造物を作る際に、避けて通れないもののひとつが配筋検査です。地震国である日本においては、構造物の品質や耐久性を担保するための重要なプロセスながら、多大な手間と時間を要する現場泣かせの仕事でもありました。ところが、この検査を大幅に効率化する画期的なソリューションが実現したということで、開発に携わった3人に話をお聞きました。
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ベテラン設計者の頭の中をのぞいたら
製薬施設の設計とは、経験豊富なベテラン設計者が積み重ねてきたノウハウをフル活用しないと、プランが作れないほど難易度の高いものでした。ところが、これをどんな設計者にも可能にするという画期的なソリューションが登場しました。それはいったいどのようなものなのか、開発に携わった3人のエンジニアに聞いてみましょう。
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「打ち込む」から「積み上げる」へ 革新的な施工法を実現した革新的コンクリート材料
コンクリートを紐状に吐出しながら積層する“3Dコンクリートプリンティング”という分野において、清水建設は独自技術の開発に成功しました。これを実現したのが、3Dプリンティングに最適化されたセメント系材料「ラクツム(LACTM)」です。その開発をリードした若きエンジニアの素顔に迫ってみましょう。
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既成概念を超えることで実現した手術室の新たなスタンダード
これまであまり顧みられることのなかった医療従事者の手術室空調に対する潜在的な不満に応え、患者はもちろん、手術室で働くすべてのスタッフに快適さと、空気清浄化による安全を届けることができる技術として「クリーンコンポ デュアルエアー®」を開発。その開発メンバーを代表して、2名の技術者に話を聞きました。
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自動運転車やロボットが自由に動き回る建物の未来を目指して〜後編。
清水建設技術研究所構内における自動運転車走行の実証実験を実現させたその後の展開から2020年現在までの進捗と成果、さらにチームメンバーが描く将来のビジョンについてご紹介しましょう。
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自動運転車やロボットが自由に動き回る建物の未来を目指して〜前編。
清水建設が取り組んでいる、モビリティ分野の技術に自動運転があります。構内を移動する自動運転車や、建物の中を動き回るロボット、さらにはエレベーターや自動ドアといった設備も含め、すべてまとめて面倒見ましょうという画期的なソリューションなのです。今回はこのプロジェクトに携わるスタッフに話を聞きました。
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遮音と通気を革命的なレベルとコストで実現。
このほど清水建設が開発した「しずかルーバー」は既存の遮音ルーバー製品よりも優れた遮音性能を確保しつつ、2〜数倍にも及ぶ通気性を両立させ、なおかつ低価格をも実現させた画期的な製品です。関西支店と技術研究所のコラボレーションによって生み出された「しずかルーバー」の開発秘話をお届けします。
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建設会社はAIを何にどう使うのか。事業化に挑むチャレンジャーたち。
清水建設では総合建設会社という立ち位置ならではの、AIを活用したユニークなソリューションの開発に取り組んでいます。その先端で活躍しているのは、かつての建設会社には見られなかったような職能を備えるスタッフたち。今回はそんな顔ぶれをご紹介しましょう。
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土木工事の現場を紙が変えていく。
清水建設と王子ホールディングスが共同開発している、『紙』を使った仮設資材ソリューションKAMIWAZA。重厚長大の象徴のような建設の現場に、まるで正反対の素材のように思われる紙を用いるという発想で注目を集めています。その開発を主導しているのは、「人がやっていないことをやりたい」といってはばからない、新しもの好きのアイデアマンでした。
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ゼネコンなのに、水素?再生可能エネルギーの建物利用に挑む。
清水建設では以前より水素に着目し、これを活用したビジネス展開を模索し続けてきました。それは再生可能エネルギーの建物利用。ここにどのように水素を使うのか、成し遂げたのはどのような技術者たちだったのか。今回は清水建設の中でも、特に個性的(もちろんいい意味で)なエンジニアたちの横顔に迫ります。
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ダムに魅入られた男たちが完成させたダムコンクリート自動打設システム
建設に長い年月がかかる巨大なダム。重力式コンクリートダムの場合、膨大な量のコンクリートを打設する工程が、全工期のほぼ半分の時間を占めます。このほど、その工程を自動化する「ダムコンクリート自動打設システム」が開発されました。
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人の動きを追求し続けてきたエキスパート
病院内における医療用アイテムの物流を見える化し、その効率化を支援するもの。これを実現するのが院内物流動線計画支援システム「サプライくん」です。院内物流は病院の経営や運営に大きく影響しながら、これまであまり日が当たることのなかった領域。その効率化支援に、清水建設ならではの技術と知見が詰め込まれました。
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コンクリートを進化させるスペシャリスト
高い意匠性を備えたコンクリートを、低コストかつ容易に実現する清水建設独自の技術「アート型枠」。水を弾いて汚れを流し落とすハスの葉の表面の構造と機能を人工的に再現した技術です。生物の機構を模倣し、技術開発や製品に活かすバイオミメティクス技術を、コンクリート施工のプロセスという意外なシーンで役立てました。
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防災だけじゃない!免震技術の新たな可能性
ライブ会場の観客が、音楽に合わせてジャンプなどのいわゆる縦ノリをすることで発生した振動がトラブルの原因になることも。この問題の解決に免震のスペシャリストが挑みました。
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大きな翼、再び ― 甦った構法をさらに進化させた男たち
福岡空港の新滑走路増設計画の一環として、2018年1月に新設された貨物施設。30年前に開発され、一時は技術の継承が途切れかけた独自の構法「スーパーウィング」を復活させただけでなく、さらに進化させた「ダブルスーパーウィング」構法として適用しました。
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目指せハイスコア!ゲームで育てるAI職人
AIを活用した生産性向上を目指す清水建設は、現在、さまざまな分野での活用法を模索しています。トンネル工事の計画立案をAIが代行する「シールド掘進計画支援システム」もその一つ。AIはいかにして安全で効率的な工事計画を立てるのでしょうか?ヒントはゲームにありました。
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建設現場に化学変化をもたらす境界領域の開拓者
杭工事の品質管理に対する社会的なニーズが高まり、検査の強化・徹底が叫ばれる中、清水建設はこれまでとは全く違うアプローチの品質評価方法を開発しました。
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補強の常識を塗り替え、災害から未来を守りたい
日本国内には約10,000本もの道路トンネルがあるとされており、2033年にはその半数が建築後50年を経過します。補修・補強に莫大なコストと手間がかかるインフラの高齢化問題の解決策として開発されたのが「タフネスコート」です。
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設計作業の“省エネ”でZEB普及をサポート!
清水建設が新たに開発した「ZEB Visualizer」は、建物の省エネ性能を仮想空間でシミュレーションできるコンピュテーショナル・デザインツールです。BIMのデータが連携可能で、複数の3Dデザイン案をシミュレーションしながら、建物の省エネルギー性能を評価し、最適化することができます。
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最終目標は、地震でも全く揺れない“超免震”建物!
2011年3月の東日本大震災を機に、「M9クラスの大地震はいつ起こってもおかしくない」という考えが世間に広く知れ渡るようになりました。建設業界でも南海トラフや、相模トラフを震源とする巨大地震の被害から、首都圏の建物をいかにして守るかが喫緊の課題となっています。
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山岳トンネル工事にAR技術を導入したら、大幅な作業工数の削減につながる
建物や家具、人物といった立体物にプロジェクターを使って映像を投影する「プロジェクションマッピング」という表現手法。これを華やかなイベントとは無縁の山岳トンネル工事の現場に持ち込み、長年の手法を大きく変革しようとしています。