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「タフネスコート」で、トンネルのコンクリート剥落を防止
当社は、コンクリート構造物の補強工法「タフネスコート」が、トンネル覆工コンクリートの剥落防止工法としても有効であり、実工事に適用可能であることを、(公財)鉄道総合技術研究所、三井化学産資(株)と共同で検証しました。
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屋外・屋内の区別なく視覚障がい者を音声でナビゲート
当社は、スマートフォンを活用し、屋外・屋内の区別なく目的地までの経路を詳細に案内する視覚障がい者向けの音声ナビゲーションシステムを、日本IBM (株)東京基礎研究所と共同開発しました。近年は、GPS(全地球測位システム)の進歩により、スマートフォンなどを用いた屋外での歩行者ナビゲーションシステムが一般化しつつあります。
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エネルギーに関する課題を解決 「ecoBCPエネルギーサービス」
大規模災害の増加により、常に安定的に供給されるものと考えられてきた電力エネルギーに対する社会の認識は大きく変わりました。近年は、従来のCO2削減を主眼とする省エネルギー対策のみならず、非常時を想定したエネルギーのBCP対策を重視するお客様が増えています。
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公開実験で性能を実証「シミズ安震フロア」
当社は、ローコスト・短工期の手術室向け床免震システム「シミズ安震フロア」の性能を実証する公開実験を、当社技術研究所 先端地震防災研究棟で実施しました。公開実験ではシミズ安震フロアの動きをご覧いただき、性能を体感していただきました。
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東京大学安田講堂の耐震改修と復元
当社は、去る6月3日(水)から5日(金)まで、東京ビッグサイトで開催されました「第20回 リフォーム&リニューアル 建築再生展2015」に出展しました。今回のトピックスでは、当社の展示内容のうち、「東京大学安田講堂改修工事」についてご紹介します。
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人にも生き物にも優しい都市緑化を実現
当社は、人のすごしやすさと生態系保全のバランスに配慮し、人と生き物の双方に優しい緑化計画を立案できる「都市緑地影響評価システム」を開発しました。近年、都市部では建物と緑を一体的に計画・整備することが多くなり、公開空地の植え込みや壁面緑化など、街中で緑を目にする機会が増えてきました。
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免震と制震を組合わせた「スイングセーバー」で耐震性を向上
当社は、免震建物と耐震建物を制震部材で連結することにより、耐震性を向上させる免制震複合システム「スイングセーバー®」を開発・実用化しました。超高層マンション「ベイズタワー&ガーデン(東京・豊洲)」に初適用し、現在、施工中です。
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高性能振動台2基を備える「先端地震防災研究棟」が始動
当社は、技術研究所(東京都江東区)内に完成した「先端地震防災研究棟」の本格運用を開始します。本研究棟は、これまでに観測されたあらゆる地震の揺れを再現できる大型振動台と、長周期地震動を3次元で再現できる大振幅振動台を備えた最先端の研究施設です。
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既存超高層建物の地震被害を短時間で予測
当社は、既存超高層建物の地震被害について、短時間で高精度に予測できる「地震被害予測システム」を開発・実用化しました。超高層建物は、首都圏だけでも約1,500棟あり、その半分以上が2000年6月の建築基準法改正以前に建設されています。
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シミズの震災対策技術
阪神・淡路大震災から20年。被災地では復興の進展にともなって目に見える傷跡が減るとともに、震災を経験していない住民が増え、震災の記憶の風化が懸念されています。しかし、日本は世界有数の地震多発国であり、昨年11月にも長野県北部を震源とする大きな地震が発生しています。