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スペシャル座談会 SFプロトタイピングワークショップから小説「建築惑星」ができるまで
エンジニアの視点から未来構想をつくるSFプロトタイピングワークショップに着想を得て生まれた小説「建築惑星」。ワークショップのきっかけから小説の誕生まで、小説家・ファシリテーター・企画者が振り返るオンライン座談会をお届けします。
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SFプロトタイピング フェーズII エンジニアによる未来構想 4(4)
SFプロトタイピングワークショップで導きだした未来の世界を題材とした、SF作家 藤井太洋氏の小説をお届けしています。(最終回)
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SFプロトタイピング フェーズII エンジニアによる未来構想 4(3)
SFプロトタイピングワークショップで導きだした未来の世界を題材とした、SF作家 藤井太洋氏の小説をお届けしています。(全4回の第3回)
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SFプロトタイピング フェーズII エンジニアによる未来構想 4(2)
SFプロトタイピングワークショップで導きだした未来の世界を題材とした、SF作家 藤井太洋氏の小説をお届けしています。(全4回の第2回)
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SFプロトタイピング フェーズII エンジニアによる未来構想 4(1)
2022年1月から、SF作家 藤井太洋氏、イラストレータ加藤直之氏、株式会社東芝 CPSxデザイン部と当社のエンジニアがコラボし進めていた SFプロトタイピング。藤井氏には、このSFプロトタイピングのワークショップ参加者が導き出した6つの「未来の世界」の中から「モデリングネイティブ」の世界を中心に、「魔改造依存」、「街全体が匠」、「国家の解釈は任せる」などを題材に選び、小説にしていただきました(全4回の第1回)。
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SFプロトタイピング フェーズII エンジニアによる未来構想 3
2022年1月から、SF作家 藤井太洋氏、イラストレータ加藤直之氏、株式会社東芝 CPSxデザイン部と当社のエンジニアがコラボし進めていた SFプロトタイピング。加藤氏には、このSFプロトタイピングのワークショップ参加者が導き出した6つの「未来の世界」の中から「ドリーム細胞」の世界を選び、イラストにしていただきました。
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SFプロトタイピング フェーズII エンジニアによる未来構想 2
2022年1月から、SF作家 藤井太洋氏、イラストレータ加藤直之氏、株式会社東芝 CPSxデザイン部と当社のエンジニアがコラボし進めていた SFプロトタイピング。そのワークショップで、4つのステップを経て導き出した、未来の世界とその過程をご紹介します。
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「建設的な未来」冊子プレゼント
「建設的な未来」で好評連載中の日本SF作家クラブとのコラボ企画が冊子になりました。今回、抽選で100名様にご希望の冊子(1冊)をイラスト入りの特製しおり(1枚)とセットにしてプレゼントします。
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SFプロトタイピング フェーズII エンジニアによる未来構想 1
「建設的な未来」で好評連載中の日本SF作家クラブとのコラボ企画の新たなフェーズとして、外部からの視点ではなく、清水建設のエンジニアの視点から当社の技術をベースとした未来構想をつくり上げるSFプロトタイピング企画を開始しました。
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そらの隠れ家(揚羽 はな)
嵯峨原美月(さがはらみづき)の手が止まった。目の前のコンソールから、光の洪水が一瞬にして消えた・・・
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騙し舟(新井 素子)
うっわあ、場違いな処に来ちゃったな。会場にはいってすぐ、あたし、そう思って・・・
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修造の未来(荻野目 悠樹)
難問であったが、ここまで苦戦するとは、木幡はまったく想像していなかった・・・
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海の底の風と月(木立 嶺)
俺の住む鳴門市――そして四国全体が、実は本州と繋がっていないことを思い知らされたのは、大学入試の前日だった・・・
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AIだけの怪談(林譲治)
「深海ブルドーザ群がエリア13を怖がっているというのか?」・・・
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月宮架空言(つきのみやかかるそらごと)(柴田 勝家)
祖父はホラ吹きだった・・・
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恋する海中都市(門田 充宏)
グランドエントランスは、立錐の余地もないほどの人で埋め尽くされていた・・・
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覇者の四角錐(吉田 親司)
「親方!ハビブ親方!連絡のあった応援の技師がやっと来たみたいですよ・・・
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仮設都市(八杉 将司)
段ボールで体育館が建てられようとしていた・・・
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翼は藍色の空を飛ぶ(伊野 隆之)
水無月は座席のディスプレイで、コックピットからの風景を見ていた・・・
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ストップ弁の秘密(江坂 遊)
学生三人の見学は、トンネル工事現場とだけしか聞かされていなかった。まさか、地下にこんな巨大な施設があるとは思いも寄らないことだ・・・
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月の魔女(太田 忠司)
アラームを聞いて駆けつけた池谷に、ラウールは緊張した表情で告げた・・・
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火星人の誕生(小川 哲)
火星は今、春だ。
長い冬が明けると、火星には二酸化炭素の風が吹く・・・ -
眠猫草(ねむりねこぐさ)(矢崎 存美)
「母さんにお願いがあるんだ」息子の良はそう言い、大きめな洗面器くらいの容器を光に差し出した・・・
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あらしの夜に(渡邊 利道)
台風によって建設作業が中止となり、杉岡がコーヒーに口を付けた途端、会社から支給されている端末のアラートが点灯した・・・
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光を呑む(長谷 敏司)
「この落成式が済んだら、星を出るんですな」
技術者のホシノに声をかけてきたのは、現場監督のランドだった・・・ -
バベルの明日(林 譲治)
自宅のエージェントAIがインドネシアの地震を報告してきたのは朝食を終えたばかりの午前6時のことだった・・・
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支保工(藤井太洋)
緊急通報の通知ドットが視界の端で点灯したのは、永代天音(ながしろアマネ)がコーヒーを注いだマグカップを二つ持ち上げた時だった・・・
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ワルツを踊る、ワイングラス(藤崎慎吾)
私の部屋の壁から手が生え始めたのは、3日くらい前のことだ・・・
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楽園への脱出(井上雅彦)
その都市は「死」に瀕していた。かつて、艶やかな肌のように輝いていた外装は無惨にひび割れ、たくましい筋肉を思わせる鋼材は朽ちかけていた・・・
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ルナからの帰還(伊野隆之)
父の葬儀が終わって、やっと一息ついたところだった。私は夫の直哉と一緒に瑠那を連れて、実家の近くの公園に来ていた・・・
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新しいお遊び(新井素子)
「う・・・わあっ」マリンシティ・K・1に上陸した瞬間、私は思わず声をだしてしまっていた・・・
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理想の小説家(門田充宏)
諸君は小説家を目にしたことがあるだろうか?いや、答えて戴くには及ばない。わざわざ口にしてくれなくても・・・
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海が、見える(草上仁)
今年83歳を迎える洋子は、勝手口の木戸にもたれかかると、口をへの字に曲げて顔じゅうの皺を深めた・・・