2018

受賞

平成29年度土木学会技術開発賞を受賞


授賞式の様子

当社は、「ポリウレア樹脂を用いたコンクリート構造物の機能保持・向上技術(タフネスコート)の開発」により、平成29年度土木学会技術開発賞を受賞しました。

本技術は、当社が2012年より開発に取り組んでいる「コンクリート構造物の万能薬」とも言える技術で、ポリウレア樹脂をコンクリート構造物の表面に吹き付けることで、構造物の機能保持・向上を図るものです。コンクリート構造物の合理的な維持管理・長寿命化に有用性が高く、安心・安全な社会の実現に大きく貢献できる点が評価されての受賞となりました。

現在、本技術は、実用段階に入っており、トンネル覆工をはじめ、高架橋や配水池など、社会や産業を支えるインフラ構造物への展開を進めています。

公益社団法人土木学会の土木学会賞は、土木工学の進歩、土木事業の発達、土木学会の発展に顕著な功績があると認められた者に授与されるもので、80年以上の伝統に基づく権威ある賞です。
そのうち、当社が受賞した技術開発賞は、計画、設計、施工、または維持管理等において、創意工夫に富むと認められる技術(情報技術、マネージメント技術を含む)を開発、実用化し、土木技術の発展を通じて、社会に貢献したと認められる者に授与されます。