3Dプリンティング技術の活用が多分野で進むなか、建設分野ではコンクリート施工の省力化・省人化を企図した技術開発が主に進められています。
ここでは3Dプリント材料「ラクツム」から最新の材料噴射型3Dプリンティングまで、技術開発のこれまでを振り返ります。
2020
「ラクツム」開発
2021
自由曲面形状を積層可能に
土木現場で適用
2022
「構造用ラクツム」を開発、大臣認定を取得
「Shimz Robo-Printer」を開発、実用化
2023
構造体の印刷を実現し、さまざまな適用方法に挑戦
2024
材料噴射型3Dプリンティング技術を構築
国内初 鉄筋入りの構造部材をオンサイトプリント
これまでの受賞実績
2023 土木学会技術開発賞
「繊維補強セメント複合材料を用いた建設用3Dプリンティング技術の開発」
2022 エンジニアリング功労者賞 中小規模プロジェクト枠
「建設3Dプリンティングシステム開発チーム」
2022 日本建設機械施工大賞 大賞部門 最優秀賞
「ロボットアームを用いた建設3Dプリンティングシステム」
2022 日本コンクリート工学会賞(技術賞)
「建設用3Dプリンティング技術の開発(総合題目)」
2022 コンクリート工学講演会年次論文奨励賞
「材料噴射方式3Dプリンティングで製作した梁部材の構造性能」
2021 土木学会田中賞選考委員会かけはし賞
「自由曲面を有する埋設型枠への3Dプリンティング技術の適用」
2019 土木学会吉田研究奨励賞
「3Dプリンティング技術を用いたコンクリート自動化施工に関する研究」